9月11日(土)  午後2時 高槻現代劇場
高槻マイノリティ教育権訴訟学習会(第2回) 「朝鮮と私」岡野伊都子
 車椅子に乗った演壇から最初はか細い声で話し始められたが、やがてしっかりした姿と声で戦時中の日本と現在の日本を叱咤されていて、多数の女性がつめかけた会場は息をのんでその声に聞き入りました。戦争に疑問を持つことが何なのか理解もできなかった軍国少女としての自分、朝鮮人の同級生の姿、大阪の焼け跡など、戦後の活動の原点について話されました。NHKのKTV特集で放送された岡野さんの姿は職員室でも同僚の間で話題になっていました。(K)

10月4日(月)  大阪地裁
高槻マイノリティ教育権訴訟第1回公判
 9カ国の国籍小中学生(日本国籍をふくむ)52人の原告団から、子どもたち2人が立って陳述書を朗読し、「何でも話し合える心のよりどころ」としての子ども会存続を訴えた。初め予定されていた子どもは、不利益につながるのではないかという恐怖から出席を取りやめた。2回公判傍聴を! 12月1日(水)午前10時 大阪地裁809号法廷

10月13日(水) 大阪地裁
在日コリアン高齢者の年金補償裁判 第5回公判
 国側の反論は「他の外国人と特別に区別して国民年金の対象としなければならない事情があったものとは認められず、原告の申し出は不平等を肯定するもの」と言う。「行政の義務」を取り違えた尊大な「恩恵」意識は、日本国民にとっても人ごとではない。
 次回12月8日10:30原告本人尋問予定。国側は早期結審をもくろんでいる。(Z)

10月16日(土 八尾市立高美中学校
大阪府教職員組合教研集会課題別 「在日朝鮮人・国際連帯の教育」分科会
 日本語指導をめぐって議論が行われました。日本語担当教師が努力すればするほど、子どもは親と話できなくなり、親をばかにするまでになる。努力の方向を変えなければならない。しかし、教育そのものの本質に根ざしたこうした必要性を少しでも実践しようとすれば、大きな困難にぶつかるという残念な現状です。
 1月の日教組教研全国集会には、乾啓子さん(大阪市立勝山中)の報告が行くことになりました。同報告は11月28日全同教大会でもおこなわれます。(K)

12月12日(日)
民族教育ネットワーク総会・送年会へ
 場所 KCC 16:00-17:30 総会、 18:00から送年会(会費3,000円)

     
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