4月25日(日)
民族教育ネットワーク
4.24 阪神教育闘争(56周年)記念集会
行われる
大阪市立中央会館(長堀橋)にて
@開会のことば…稲富進(いなとみ・すすむ)さん(民族教育ネットワーク共同代表、
全朝教大阪初代代表)
A基調講演…高賛侑(コ・チャニュ)さん(ノンフィクション作家)
B文化発表……東大阪朝鮮中級学校生徒による器楽と舞踊
楽団は民族楽器が中心。女子十二樂坊の曲も披露。
舞踊は、にこやかな表情で長い袖をひらめかせた優雅なもの。
レベルの高さを示し、さかんな拍手を浴びていた。
Cパネルディスカッション
コーディネーター
中島智子(なかじま・ともこ)さん(プール学院大学教授)
パネリスト
姜駒錫(カン・グソク)さん(白頭学院前校長)
玄鉄男(ヒョン・チョッラム)さん(生野朝鮮初級学校校長)
林佳奈子(はやし・かなこ)さん(愛知県のブラジル人学校「エスコーラ・ネクター」教員)
黄輝廣(ファン・フィグヮン)さん(京都大学医学部1回生、京都朝鮮高級学校卒)
宋基燦(ソン・キチャン)さん(韓国からの留学生、朝鮮学校などを取材中)
安野勝美(あんの・かつみ)さん(大阪府外教事務局長、中学校教諭)
ひとこと
稲富さん…1971年に少数の教師で細々と始めた運動の仲間が増えてうれしい。
高さん…朝鮮学校からの国立大学進学が、大学ごとの個別認定となっていることが問題だ。
中島さん…日本の ethnic schools の結集を呼びかけたい。
姜さん…制度的差別の無い1条校でも、林間学校の宿さがしに苦労する。日本社会はまだまだ。
玄さん…朝鮮学校は在日同胞のための学校だが、これからは地域の学校となることも目指したい。
林さん…ブラジル人学校は各種学校ですらない塾扱い。大半の教員はブラジルの教員免許を持つ。
黄さん…朝鮮学校が受験に不利な面もあるが、友達に励まされなかったら合格はできなかった。
宋さん…日本にある民族学校は、日本社会に影響を与える宝物になってほしい。
安野さん…日本で中学に通った中国の子が母国語を忘れ、帰国後小学校に入り直した例がある。
阪神教育闘争の概略については、こちらを御覧下さい。
去年の集会の内容は、こちらにあります。
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