文 学




美しく描かれた白鳥へのめざめ
アンデルセン『みにくいアヒルの子』  田宮美智子


怒るユダヤ人シャイロックの賭
シェークスピア『ヴェニスの商人』  田宮美智子


40年前この作品は、なお……
金史良『光の中に』  岸野淳子


捕はれたものは誰だ、捕えたものは誰だ
中島敦『巡査の居る風景』  田宮美智子


抑圧者のがわの疎外からなしくずしの自滅へ
ドリス・レッシング『草は歌っている』  岸野淳子


様々な人を通して生命を意識していかねばならない
朴寿南編『罪と死と愛と〜李珍宇の手紙』  田宮美智子


疎外=犯罪によってしか確認されないアイデンティティの感覚
リチャード・ライト『アメリカの息子』  岸野淳子


たくましくユーモラスに描かれた底辺民衆像
開高健『日本三文オペラ』  田宮美智子

見えないのは拍手の側の眼の構造のせいだ
ラルフ・エリソン『見えない人間』  岸野淳子


金時鐘の詩と在日朝鮮人教育
北爪道夫


「こぶとリじいさん」とは何か
田宮美智子


三好達治と朝鮮−「四季」派抒情の本質
印藤和寛


田宮美智子さんを追悼する
印藤和寛

   


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