11月27・28日(土・日)
全同教大阪大会(第56回全国人権・同和教育研究集会)
 全体会27日9時 大阪市中央体育館(JR弁天町) 午後より府内各地で分科会
http://homepage3.nifty.com/zendoukyo_56/


10月16日 八尾市立高美中学校(近鉄八尾駅東南、徒歩10分)
大阪教組教育研究集会
 午前9:30教科別 午後1:30課題別(在日朝鮮人の教育と国際連帯)


10月13日(水) 午後1時15分 大阪地方裁判所第1009号法廷
在日コリアン高齢者の年金補償裁判


10月7日(木) 12時30分 フェニックスシーガイア
                      (宮崎市山崎町浜山 TEL:0985-21-1116)
日弁連第47回人権擁護大会
シンポジウム第1分科会「多民族・多文化の共生する社会をめざして」
      
―外国人の人権基本法を制定しよう―
http://www.nichibenren.or.jp/jp/katsudo/katsudo/gyouji_jinken.html


10月4日(月)  午前10時 大阪地方裁判所809法廷
高槻マイノリティ教育権訴訟第1回公判
 9カ国の国籍小中学生(日本国籍をふくむ)52人の原告団、ペ・フンさんを中心とする強力な弁護団が日本で初めて外国人の(外国人としての、民族としての)教育権を訴えます。
 文部科学省が「外国人児童就学調査」を実施する意向(朝日新聞9.25夕刊)であることにも見られるように、外国人の教育の機会の確保は国際条約上からも避けて通れない課題になっています。行政の動きを、もっぱら「日本語」や、まして「治安」の視点ではなく、教育の現場から子どもたちの教育権の課題として、民族学校・民族学級の存在意義を広げていければと思います。
 おりから日弁連を中心に外国人の人権をめぐる法的な関心も高まっています。こうした中で、民族教育権がきちんと位置づけられるようにしなければなりません。


9月28日(火)  午後6時30分 ヴィアーレ大阪
多民族・多文化の共生する社会をめざして
外国人人権基本法の制定を求める大阪集会
  (基調講演 丹羽雅雄弁護士)



9月11日(土)  午後2時 高槻現代劇場
高槻マイノリティ教育権訴訟学習会(第2回)
「朝鮮と私」岡野伊都子

 車椅子に乗った演壇から最初はか細い声で話し始められたが、やがてしっかりした姿と声で戦時中の日本と現在の日本を叱咤されていて、多数の女性がつめかけた会場は息をのんでその声に聞き入りました。戦争に疑問を持つことが何なのか理解もできなかった軍国少女としての自分、朝鮮人の同級生の姿、大阪の焼け跡など、戦後の活動の原点について話されました。NHKのKTV特集で放送された岡野さんの姿は職員室でも同僚の間で話題になっていました。


8月21・22日(土・日)
民族教育フォーラム2004


7月24日(土)   エル・おおさか
民族教育フォーラム2004開催にむけた懇談会
 
8月21・22日に開催される民族教育ネットワーク主催のフォーラムに向けて、シンポジウムのコーディネーター金永子さん、民族教育ネットワーク共同代表稲富進さんの他、在日朝鮮人団体、在日ブラジル人団体、在日フィリピン人団体などが集まりました。高賛侑さんの民族教育の歴史的経過についての説明の後、それぞれの立場からの現状確認と意見交換、フォーラムでの獲得目標が話し合われました。


7月2日(土)  大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル)
識字に関する日韓共同セミナー
7月3日(日)   浪速人権文化センター
識字・日本語連絡会 だい15かい よみかきこうりゅうかい
 
1990年から、国際識字年にあわせて年一回開催されてきた交流会は、今や800人、大阪府下や和歌山の74学級の識字・日本語教室から生徒と関係者が集まる大きな会に発展しました。全体会では、上杉孝實さんの「植民地支配、戦争や差別が識字問題を生みだしてきた」というあいさつのほか、岸和田市岸城中学校夜間学級生徒のみなさんによる色とりどりのチマチョゴリをひるがえした「珍島物語」の舞踊がありました。また、韓国文解教育訪問団の紹介がおこなわれました。
 後ろの席の年配の女性達が、「もう15回やて、れきしがあるねんなあ」「むかしこんなんがあったらよかったなあ」「あったかもわからへんけど、わたしらによゆうがなかったんや」などと話されていました。


7月1日(木)午後6:30〜9:00   大阪市立中央青年センター
本年度第1回シンポジウム「ウリマルを返せ」から35年 
 こどもたちの願いの原点に返って(長橋小民族学級がめざしたもの)

                         太田利信(本会運営委員)
  1972年11月21日の民族学級開講の日、ちょうど南北共同声明の知らせが電話で校長室に入ってきた。しかし、朝日新聞に掲載された「放課後に朝鮮の勉強」という記事もあって、本国からの大介入をまねき、授業は3回で中断、12月から73年3月までの間、休止状態におちいった。子どもたちの「ソンセンニムはどうした?」という不満は爆発寸前、子どもの心に火をつけた責任から、徹夜の市教委交渉、朝には学校で交渉が続き子どもたちが直接市教委の担当者たちに訴える……。
 あとの討論や懇親会の中で、現在の長橋小外担亀川さんが1972年11月21日生まれだということ、鶴見橋中学校では(解放教育の拠点校だと思っていた!)当時別系列の分会支配の下で苦しみながら朝文研を立ち上げ、25周年を迎えたことが大きな話題となった。


6月12日(土)                   高槻市総合市民交流センター
高槻マイノリティ教育権訴訟学習会(第1回)
「人権教育とマイノリティの教育権」  森 実さん(大阪教育大学)
 本年3月1日、高槻市在住の在日コリアン、中国、フィリピンなど9カ国にルーツを持つ子どもたち(日本国籍者を含む)52名と元高槻市多文化共生国際理解教育事業職員1名(多文化子ども会の元指導員)が、高槻市教育委員会・奥本務高槻市長・立石博幸市教委教育長・仁科義昭市教委元主幹らに対し、「高槻市多文化共生国際理解教育事業」(多文化子ども会などの事業)の縮小・廃止により「マイノリティとしての教育を受ける権利(マイノリティ教育権)」が侵害されたとして、大阪地裁に提訴しました。
 これは、外国人の教育権の確立を求めた全国初の裁判となり、司法がどのような判断を下すか、大いに注目されるところです。
 森実さんは、「人権教育のための国連10年(1995年から)」以降、各地で行動計画や「人権教育基本方針」が策定され、また、国も「人権啓発推進法」を制定するなどの取り組みが行われるようになってきた現状と、それら行動計画や基本方針がマイノリティの子どもたちに対する取り組みをどのように位置付けているのかについて話されました。
 また、訴訟については、長年高槻むくげの会指導員を務めてこられた紀井早苗さんが3月末で雇用更新がなされず解雇されたことから、その地位保全を含めた内容に変えて再提訴するとの報告がなされました。前に府外教研究集会でも発表されたことのある紀井さんの静かな訴えを聞いて、胸が痛くなりました。マイノリティ教育権訴訟に支援を!


6月11日(金)12日(土)  茨木市民会館・吹田第二小学校
大阪府在日外国人教育研究協議会第12回府外教研究集会
(三島大会)

全体会 記念講演 梁石日さん(作家)
分科会 @多文化共生社会を切り拓く子どもたち A学校改革と国際人権教育の創造 B多文化共生のネットワークづくり ★(特別分科会) 日本に来て 〜在日外国人の思いを語る〜
 分科会は充実した発表ぞろいで、大阪府下の在日外国人教育が、幾多の困難を乗り越えて、再び前進していく方向を指し示すものだった。豊中市立第一中学校からのハギハッキョの現状と、卒業にさいして本名をなのる生徒についての報告、摂津市から、教職員組合を通じてのカンパ体制から始まって、ついに確立した民族学級への市の施策、今年も新しい民族学級が一つ増える予定であること、そして転勤した小学校で最初のハギハッキョ卒業生の子どもが入学してきたことの報告など、感動にあふれたものだった。


6月2日(水) 
大阪市立巽南小学校で民族学級開設
 
5月14日の東桃谷小学校に続いての開設で、大阪市内の小中学校の民族学級(民族クラブ)は96校目となる。府下でも摂津市で10番目の民族学級が、守口市で8番目の民族学級が開設準備中。


5月30日(日)      兵庫県立文化体育館本館(西代)
神戸在日韓国・朝鮮人児童生徒保護者の会発足10周年記念の集い
  教育委員会からの来賓を含めて、神戸の教育関係者、保護者、青年たちが集まった。折から発足した蓮池小学校民族学級オリニソダンに結実した10年間の、保護者の会のみなさんの努力に脱帽!
神戸市で最初の民族学級「蓮池小オリニソダン」についての民団新聞報道(リンク)http://www.mindan.org/search_view.php?mode=news&id=2961

     
inserted by FC2 system